2014年2月の「講演と執筆」記事一覧です。

講演と執筆

新居浜歯科医師会 糖尿病・歯周病治療講演会

今宵は、新居浜歯科医師会会長である松木健二先生のお招きにより、リーガロイヤルホテル新居浜までやって参りました。

講演タイトルは「口腔を通してつながる医科歯科そして社会」。

夜8時開始という遅い時間帯にもかかわらず、新居浜で開業されている多くの歯科医院の先生方が、参加されました。講演会の後は、さらに会議が続くというお話でしたが、診療でお疲れの中、先生方の姿勢には頭が下がります。

講演と執筆

松山法人会 伊予支部・第1・第8・第5・第11支部講演会

今月は、松山法人会支部の講演会が全部で6回!数日おきに、あちこちの支部を回らせて頂きました。

17日は、伊予支部講演会がウェルピア伊予で開催されました。立派な施設です。

伊予支部の皆さんは、歯周病スクリーニング検査の陽性者が4人に1人と、これまでの中でダントツに優秀でした。

後で知りましたが、伊予歯科医師会の先生方のご尽力により、この地域は小学生のむし歯率が、愛媛県下で最も低いのだそうです。何事も、小さい時からの教育が大切なのですね。

続いて19日は、第1支部・第8支部合同講演会が、いよてつ会館で開催されました。

こちらは、歯周病スクリーニング準備の様子。人数が増えてくると、水の入ったコップや試験紙を準備するだけでも大変です。高橋先生、毎度お疲れ様です。

2月最後の25日は、第5支部・第11支部合同講演会が、松山全日空ホテルで開催。やはり、街中は参加人数も多いですね。

講演と執筆

糖尿病と歯周病に関する医科歯科連携講演会 in 香川

昨夜から、愛媛県歯科医師会の原瀬先生一緒に、泊まり込みで高松にやって参りました。香川県および香川県歯科医師会が主催される、糖尿病と歯周病に関する医科歯科連携講演会の講師として参加させて頂くためです。

演者は、私と九州大学歯学研究員教授の西村英紀(ふさのり)先生です。西村先生は、歯周病と糖尿病の研究者として世界的に有名な方ですが、一開業医の私になぜにお声がかかったのか・・。

大学在籍時代から行って来た、愛媛県歯科医師会の先生方との臨床研究のおかげかと思いますが、恐縮の至りです。

会場は、香川県歯科医療専門学校の最上階。全面ガラス張りの素晴らしい眺めです。

講演開始時には、歯科医師の先生方や歯科衛生士さんで満席となりました。私は、「口腔を通して見えて来た糖尿病診療に足りなかったもの」というタイトルで講演させて頂きました。

口腔というのは、知れば知るほど全身と深く関わっています。例えば、食事ひとつをとっても、入れ歯の調子が悪ければ野菜を十分に食べることはできません。入れ歯が歯茎に当たり痛むようでは、十分に噛めないからです。内科系の医療従事者は、口を開ければ「野菜を食べましょう」と指導しますが、そもそも歯が無ければ野菜を咀嚼することすらできないことを、果たしてどれだけの人達が意識し、配慮しているでしょうか?

言われてみれば当たり前のことではあるのですが、このようなことは糖尿病の教科書やガイドラインには、一切書かれておりません。幸い私は、多くの歯科医師や歯科衛生士から学び、気付くことが出来ましたが、この経験を職種を超え広く伝えてゆくことが、医科歯科連携を構築する鍵となるように思います。

講演終了後、「恐るべき讃岐うどん(おそさぬ)を食べずには帰れないよね」ということで、原瀬先生お勧めの「松岡」に立ち寄りました。

かけもおいしいですが、私はやっぱり醤油うどん。いわゆる”エッジの効いた”うどんの素晴らしさ、この弾力!たまりません・・。

本場の讃岐うどん、恐るべし!

そしてまた、このうどんの喉越しを存分に味わうことができる、自分のお口にも感謝。入れ歯が上顎に入っていては、この喉越しは味わえませんからね。

講演と執筆

松山法人会第7支部講演会

新しい年となり、今年最初の松山法人会講演会が、伊予かすり会館で開催されました。

初めて訪れましたが、随分雰囲気のあるところですね。

3月を控え、入り口にはお雛様も飾られていました。達磨雛とでも言うのでしょうか、一風変わった雛壇です。

今年も中予保健局の高橋先生と一緒に行脚しますので、皆様よろしくお願い致します。

講演と執筆

上島町 脱メタボ講演会

本日は、上島町生名保健センターのお招きにより、初めて上島町へやって参りました。しまなみ海道を走り、因島でフェリー(というよりは渡し?)に乗って、生名島へ。

生名島から、さらに橋をふたつ渡り弓削島へ。海岸に降り立つと、潮の香りがとても強いです。

ついに弓削港へ到着。静かな港町で、あたりでは釣りを楽しむ人達がチラホラ。

会場は消防庁舎2階にある、上島町地域交流センター。

本日の脱メタボ講演会のタイトルは「メタボと糖尿病は血管病 〜ウォーキングと歯磨きで血管病撃退〜」。当日は、参加人数こそ少なかったものの、皆さん真剣に聴き入られており、講演終了後も多くの方が、アンケート用紙に書き込まれていた姿が印象的でした。

後日、保健師さんが、参加者の感想をまとめて送ってくださいましたのでご紹介します(なんと、全員が感想を書かれていたそうです)。

  • 噛むことの大切さがわかった。
  • 歯みがきが大切であるということがよくわかった。(4名)
  • 糖尿病予防には、歩いて、食べて、歯みがきで健康になることがよくわかった。
  • メタボ予防は、食生活が大事であり、風呂場の歯みがきと大股での散歩が大切だということがよくわかった。
  • 悪くなる前に歯科に行くようにしたい。
  • 歯の健康と正しい運動が大切である。
  • 己を知り、腹七分目の食生活と大股歩きの運動、そして歯みがきをきちんとしていきたい。
  • 糖尿病は口元からということは知らなかったので、学べてよかった。
  • 歯みがきの正しいやり方をもっと詳しく知りたい。
  • ウォーキングを続け、歯みがきの仕方を気をつけ、健康寿命を広げたい。
  • 腹七分目と運動、それに歯みがきで血管を丈夫にすることを日頃の生活に取り入れたい。
  • 正しい歯みがきが大切ということが勉強になった。なかなか難しいことではあるが、食べ過ぎにも注意したい。
  • 甘い物を摂り過ぎることに気をつけようと思った。また歯周病の怖さを知った。「ピンピンころり」と「ネンネンころり」の言葉は印象的だった。
  • 大変わかりやすく良い話でした。
  • ウォーキングは大股で歩くようにしたい、今までは小股で話をしながら歩いていたことを反省した。
  • 我慢を失ったことや食事は6~7時ごろが適当であること、日本人は欧米人に比べると大変弱いことがよくわかった。今までは散歩はしなかったが、これからは大股で歩こうと思う。今日は本当に来て良かったと思う。
  • 毎食みかんを2個ずつ食べると1ヶ月に1㎏の脂肪の塊ができることはとても印象に残った。
  • 糖尿病は血管病に繋がることがよくわかった。
  • 日本人は膵臓が弱い人種であることが印象的だった。
  • 大股で歩き、歩数を減らすことが大切だと思った。
  • 日本食の良さを再確認した。また食事の時間の大切さをも知ることができた。
  • 自分の健康だけでなく、家族の健康は自分が守るという気持ちで伝えていくことが大事というお話が良かった。
  • 糖尿病の食事のとり方がよくわかった。
  • 「糖尿病」を自分だけの責任でなく、社会の問題という考え方と捉えたことがなかった。いろんな面から知識を知っていくことの大切さと知らないことの怖さを感じた。話は具体的でとてもわかりやすく、自分が何をしていったらいいのかを考えていこうという気持ちになった。
  • 糖尿病に対して詳しい話でよかった。
  • 糖尿病は血管病に繋がっている事や大股歩きや歯の大切さが印象に残った。

これだけの感想を頂いたことは初めてでしたので、感激致しました。日頃の講演は、一方通行的な印象が強いのですが、こうしてお一人お一人の感想を拝見すると、皆さん驚くほど的確に講演の内容を把握されているのですね。今回は、私の方が勉強になりました。

講演終了後は、保健師さんや栄養士さんと一緒に昼食を取りながら歓談。皆さん、他地域に比べ若い方が多いですが、”島に骨を埋める覚悟”でこの仕事に就かれており、その姿には心打たれるものがありました。

遠路ではありましたが、今回頂いたご縁の深さに感じ入りながら、しまなみ海道を後にした次第です。