愛媛県歴史文化博物館にて食と糖尿病の講演

本日は、西予市食生活改善推進協議会主催の研修会に講師として参加するため、午後から西予市宇和町まで行って参りました。

会場は、西予宇和インターチェンジを降りてすぐにある、愛媛県歴史文化博物館。私は初めての入館だったのですが、驚くほど立派な施設です。内部はもっと凄かったのですが、詳細については、後ほどご紹介しましょう。

到着すると、既に食生活改善推進協議会の方々が、席につかれつつありました。当日は150人を超える方々が参加してくださったそうです。

会場となった多目的ホールは、木のぬくもりを持つ、暖かな雰囲気が印象的です。

講演は「ウォーキングと歯磨きでメタボと糖尿病にさようなら 〜健幸は口元と足元から〜」というタイトルで、1時間ほどお話させて頂きました。

食に深い関心を持たれている方ばかりでしたので、日本で糖尿病が激増している背景には、日本食の崩壊、すなわち”崩食”があること。私達自身はもとより、次の世代を糖尿病から守るためには、愛媛が誇る滋味に満ちた、米、野菜や果物、水産物を活用し、”崩食から宝食へ立ち戻る“ことが、何より大切であるとお伝えしました。

帰りがけには、ひじきや椎茸、じゃこ、昔懐かしいお菓子など、西予市の特産品セットをおみやげに頂き、家族は大喜び。本当に、ここ愛媛には、”宝”のような食材が溢れていると思います。しかも、お値段は都会では考えられないような安さ。この宝を大切に育んでいる方々に感謝します。

それでは、館内をご案内致しましょう。こちらは、正面玄関から入ってすぐのエスカレーターを上がった2階のエントランスです。写真では左半分が見えていませんが、視界全面に優しい緑が広がります。

この博物館は、建築物が非常に個性的で見ていて飽きることがありません。こちらは、黒いお椀がかぶさったような、丸い展示室ですが、宇和町の景観にごく自然に溶け込んでいます。

エントランスを進むと、大きな吹き抜けのエントランスホールが広がります。こちらも、木造の幾何学的な屋根が印象的ですが、迫力があります。

講演会終了後、せっかくの機会なので展示室を見学してみたのですが(入館料は500円)、予想を遙かに超えるスケールと完成度に驚愕。愛媛にこれほどの博物館があったとは・・・。

縄文時代から現在に至る歴史を再現する、大変見応えのある展示物ばかりです。個人的に気に入ったのは、実物大で再現された昭和の街並み。うどんのかめや(写真奥)も登場しますが、この雰囲気はまさに”リアル三丁目の夕日”。お店の陳列、家の中の調度品など、昭和の佇まいそのものです。思わず涙腺がゆるみそうになりながら、しばしノスタルジーに浸りました。

こちらは郷土のお祭りのコーナー、勇壮な太鼓台を間近でじっくり見ることができます。いやぁ、デカイ!そして美しい。見上げるような牛鬼も立派。

老若男女、様々な楽しみ方ができるこの博物館、お勧めです。ちなみに、西予宇和インターチェンジまでは、高速で松山から1時間少々の距離です。これからの行楽の季節、ご家族でドライブがてら、博物館見学はいかがでしょうか?