小学生の田植え体験
今朝は隣の田んぼから、久しぶりに耕耘機の音が聞こえて来ます。「あぁ、今日は恒例の田植え日なのか!」と、診察の合間にカメラを手にして外へ。
既に、手前の田んぼは植え付けがほぼ終わり、はなみずき通り側の小さな田んぼに、小学生が集合しています。
実は、朝生田町の有志の方々のご協力により、こちらの田んぼでは毎年石井北小学校5年の生徒さんが、田植え実習を行っているのです
今年も引率の先生に付き添われて、元気な子供さんが勢揃い。地元の方の指導を仰ぎながら、田植えにチャレンジ!(田んぼの向こう側に見える白い建物が当院)
生まれて初めて、田んぼの感触を素足で味わう子供さんも多いのでしょう。あちこちで歓声が上がります。
道端に並んだ小さな靴が、なんとも微笑ましいですね。
田植えが終わると、足の泥落としもかねて、グルリと用水路の中を行進して回ります。最近すっかり見かけることがなくなった、水遊びですね(この用水路には驚くほどきれいな水が流れ、石ころひとつありません)。
これまた、初めての子供さんが多いのか、キャーキャーの大騒ぎ。最初は恐る恐るだった子供達が、最後の方は満面の笑顔で水から上がってくる姿が印象的です。
足元がびちゃびちゃになった子供達が、キャッキャッ言いながら、楽しそうにクリニック横を駆け抜けていくのですが、子供の無邪気さ、透き通った声というのはいいものですね。
終わってみると、子供神輿が通り過ぎたような。そんな余韻が残りました。
こんな素敵な体験実習があること、松山市民として誇りに思います。