愛媛県松山市の糖尿病専門クリニック 院長 西田亙Nishida Wataru Diabetes Clinic
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にしだわたる糖尿病内科

INTRODUCTION
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健幸

より健やかに、より幸せに

 

糖尿病は、生涯にわたり付き合っていかなければならない病気です。季節の移り変わりと同じように、血糖値の調子が良いときがあれば、悪いときもあるでしょう。ストレスやお付き合いで、食べ過ぎてしまうことがあるかもしれません。そんな時、多くの方は自分自身を心の中で責めながら来院されます。

けれども、血糖値というのは体のほんの一側面に過ぎません。たとえ血糖値が下がっていなくても、体重が減っているかもしれませんし、いつもより顔色が良いかもしれません。血糖値だけに一喜一憂するのではなく、生活の中に喜びや感謝の種を見つけ出し、日々の幸せを享受したいものです。

晴れた日には素晴らしい景色を分かち合い、雨の日には傘と共に寄り添う。「より健やかに、より幸せ(健幸)な日々」を、共に紡いでいくことが、私達の願いです。

健口

健口から、健幸へ

 

最近の研究により、お口の中は全身と密接に関わり合っていることが、明らかになってきました。例えば、糖尿病と歯周病はコインの裏表の関係にあり、歯周病がひどいと血糖値が上昇しますし、糖尿病がひどいと歯周病は悪化します。ですから、歯周病がある場合は、糖尿病の治療だけでなく、歯科医院への通院が必須となります。

日本人は欧米人に比べて、歯を大切にする意識が低いため、50歳を過ぎた頃から、奥歯から雪崩を打つように抜け始めます。奥歯がなければ、十分に噛むことができませんから、野菜を食べることも難しくなります。結果として、果物や軟らかいものなど、血糖値が上がりやすい食事内容に、偏りがちになってしまうのです。

口の中が清潔に保たれ、歯並びがしっかりしている、すなわち「お口が健やかであること(健口)」が、健幸への第一歩です。当院は内科医院ではありますが、皆様と共に、健口を通して健幸に至りたいと考えています。

にしだわたる糖尿病内科 院長 西田 亙