院長ブログ

星の岡心臓血管クリニック

大学時代の同級生である、大谷敬之(たかし)先生が、新しく循環器専門クリニックである”星の岡心臓血管クリニック“を開院されました。

大谷先生は、研修医時代に同じ医局で研修を積んだ仲間、いわば戦友です。

場所は、伊丹十三記念館の裏手ですが、国道33号線が近いにもかかわらず、横には川が流れとても静かな佇まいです。それにしても、大きい!

明日の開院日を控え、日曜の夕方にもかかわらず、スタッフ総出で最終チェックをされていました。

妻と一緒に、同期生一同からの御祝いのお花を届け、記念にパチリ。本当にゆったりとしたスペースですし、院内全体の木目が目に優しく感じます。

ちなみに、この川を少しくだったところに私のクリニックがあります。川繋がりのご縁ということで、今後ともどうかよろしくお願い致します。

院長ブログ

松山市医師会休日診療所

今日は、松山市医師会休日診療所の当番医の日でしたので、朝から松山市医師会へ。

4月に移転したばかりの松山市医師会館は、ピッカピッカでした。柳井町時代とはえらい違いです。

受付も様変わりしています。内部も広い広い・・迷子になりそうです。看護師さんによると、患者さんの呼び出しが大変になったとか。

今日は季節も良いためか、来院される方は少なめでした。

院長ブログ

簡易自己血糖測定の規制緩和

5月27日付けの愛媛新聞に「指先自己採血検査を公認」と題する記事が掲載されました。

従来、採血は医師・看護師や臨床検査技師にしか、法的に認められていませんでした。しかし、簡易血糖測定の場合は小さなバネ式の針を使うことで、誰でも指先から簡単に採血し測定することができます。

そこで、採血に関する規制を緩和し、薬局などでお客さんが自分で測定を行う場合には、これを許可するというのです。なぜ、このような規制緩和が行われたのでしょうか?

この背景には、糖尿病患者の中でも、30〜50代の働き盛りの多くが治療を受けておらず、放置状態になっているという問題があります。最初は病院に行っても、途中で中断してしまうこともよく見受けられることです。

そのような方々を見つけ出し、治療をきちんと受けるよう社会全体でサポートしよう、というのが今回の規制緩和の骨子でしょう。

良い流れだとは思いますが、私はいくつか問題があるように思います。記事中にも書かれていますが「客に伝えるのは測定結果の数値と基準値のみ。結果をどう解釈すればよいかなど医師の判断を仰ぐべき事項については質問されても直接答えず、医師に助言を求めるよう勧める」のだとか。

問題は、この”基準値”という部分です。学会が定めている基準値から判断できることは「糖尿病か否か」のみです。西洋医学の悪いところですが、検査値のある値をもって病気か否かを判断するために、グレーゾーンにいる人、すなわち未病の人々は「病気ではない」と分類されてしまいます

例えば、糖尿病は、空腹時採血では126mg/dL以上で診断されますので、110mg/dLの人は「糖尿病ではない」と判断されます。

普通の人は、”あなたは糖尿病ではありませんよ”と言われれば、「ああ、自分は糖尿病ではない。健康だったんだ、良かったぁ!」と安堵するに違いありません。しかし、ここに大きな落とし穴があるのです。糖尿病専門医の目から見れば、空腹時の血糖が110mg/dLはもちろん、100mg/dLでも人間本来の値からは程遠い値です。放置していれば、将来かなりの確率で糖尿病になってしまうでしょう。

簡易血糖測定を広めるからには、責任者となる薬剤師・看護師・臨床検査技師の方々にも、血糖値解釈の勘所をきちんと教育することが、まずは必要だと思います。

教育がなければ、この規制緩和は”高血糖の犯人捜し”に終わってしまうかもしれません。

院長ブログ

日本糖尿病学会年次学術集会 in Osaka

金曜日午後からクリニックを休診させて頂き、大阪で開催されている日本糖尿病学会年次学術集会にやって参りました。会場は、リーガロイヤルホテルと大阪国際会議場です。

糖尿病学会は、医師もさることながら、看護師・栄養士など大勢のパラメディカルスタッフも入会しているため、会場内は毎年大変な賑わいを見せています。

こちらは、今回の学会のために特別に用意された”クロークコーナー”。少し見えづらいですが、舞台に旅行用のトランクが米粒のように並んでいます。

学会は、3日間にわたり開催されるのですが、トランク持参で数日滞在される方が多いのも、この学会の特徴です。

会場には本屋さんも出展しており、こちらも大賑わい。学会に合わせて、糖尿病治療ガイドの改訂版が当日発売となり、書店売り上げ第一位に鎮座していました。このガイドは、糖尿病診療に関わるものにとって、バイブルですから飛ぶように売れています。

また、今年は患者さん向けの糖尿病治療の手びきも新しくなり、同時発売となりました。このためでしょうか、2冊ともに色調が紫色に統一されています。

ちなみに本手びきは、改訂されることなんと56回!名著中の名著です。大変分かりやすい言葉で、しかも正確に記載されていますので、一般の方々にはこの手びきを糖尿病のバイブルとしてお勧めしています。

日本糖尿病学会編 糖尿病治療ガイド 2014-2015 700円 (文光堂)

日本糖尿病学会編 糖尿病治療の手びき 改訂第56版 702円 (南江堂)

いずれも700円と低価格であり、内容もコンパクトに抑えられています。糖尿病治療の手びきは、クリニックにも用意しておりますので、購入ご希望の方は受付までお申し出ください。

院長ブログ

Piccolo Romana ピッコロ・ロマーナ開店!

先日、ペルラ総料理長を務められていた坂上シェフから、とっても素敵な招待状が届きました。

ペルラが閉館して半年、一番町に自分のお店を出されることになったのです。その名も「Piccolo Romana ピッコロ・ロマーナ」。その昔、市駅前にあったイタリアンレストランの老舗、ロマーナが全く新しい形で復活しました。

坂上シェフは、ロマーナ・ペルラを通して、松山の人々においしい料理を提供し続けて来られましたが、その熟練の技と感性が、新しいお店で花開くことになりました。

ピッコロ・ロマーナの開店日は、5月12日。翌13日、妻と一緒に訪ねました。場所は一番町、八坂通りから1本入ったところです。雰囲気のある角の隣に・・

ありました、ありました。ピッコロ・ロマーナ、営業中です!

メンバーは、坂上シェフの他にふたりの若いイケメンシェフ、そしてフロア係の女性、計4名。キッチンの中では、3人が小気味よいテンポで仕事をこなしておられました。

メニューは3,500円のお任せコースのみ。最初は、冷たい前菜から。

  • 旬野菜のバーニャカウダー
  • アボガドとマグロのホワイトマリネ
  • イベリコ豚のサルッチャ
  • リコータチーズとドライベリーのサーモン巻き
  • ドライトマトと野菜のインベリチィーニ

聞いたことがない名前ばかりですが、どれも目を楽しませ、舌を喜ばせてくれます。

続いては、温かい前菜。

  • イタリアンコンソメスープ
  • ウニとカニと豆のプディング
  • グリルパプリカ・オリーブ添え
  • ピッコロロブスターチーズ焼き

やはり、火が通った料理は良いですね。小さなNoritakeのカップに注がれた、旨味のつまったコンソメスープで喉を潤し、シェフお得意のプディング(言うなれば卵豆腐)でフワフワした食感を楽しみつつ、海老を味わいます。

白い食器とパプリカやトマトの赤、オリーブの緑のコントラストが美しい・・

さて、準備体操が終わったところで、いよいよ魚料理の登場。

今日は、ホタテとハマグリのリゾットに鯛のソテー添え。写真ではサラダに隠れてよく見えませんが、控えめに盛られたリゾットの上に鯛が載っています。

量は少な目ですが、口に運べばその理由は”一舌瞭然”。リゾットには、しっかりした貝の旨味が染みこんでおり、噛めば噛むほど味わいがあります。これぞ、”口福”!

見た目、香り、味わい、歯応え、舌触り、そしてシェフ達の心意気。これだけの料理ですから、相当の手間暇がかかっていることでしょう。”体が喜ぶ”とは、まさにこのこと。

続いてはお肉料理の登場です。本日は、牛ステーキのトリュフポテト添えと、根菜のワサビインゲンソース。お肉は特製ソースがからまって、もうなんとも表現のしようがございません。

横に並べられた、ワサビインゲンソースも慈愛に満ちた素晴らしい味。シェフの愛情が料理の一品一品を通して、伝わってきます。

料理はまだ続いて、今度はトマトとベーコンのパスタが登場。これまた、トマトの酸味と甘みが効いて、チーズと共に奥深い味を出しています。

ここまで見て頂ければお分かりの通り、魚・肉・パスタ料理は少しずつです。若い人達には、少々物足りないかもしれませんが、量よりも味わいを楽しむ中高年にはピッタリでしょう。

最後は、ドルチェとエスプレッソコーヒー。これだけ手間暇かかった料理のコースで3,500円というのは、お安いと思います。

ペルラのディナー・ビアパーティーには昔からファンが多く、閉館にあたっては、残念がる方がたくさんいらっしゃいました。

けれど、もう大丈夫です。さらにグレードアップした坂上シェフのお城、ピッコロ・ロマーナへどうぞ!

院長ブログ

花の季節

お花のきれいな季節になりました。土手では水仙が咲き誇り、

朝生田公園の桜は満開を過ぎ、散り始めた花びらが、美しい絨毯を織りなしています。

クリニックの花壇は、スタッフが新しい花々に植え替えてくれました。

春らしい色鮮やかなお花で、皆様をお迎え致します。

院長ブログ

富士と瀬戸

週末は、出張で東京へ。行きの飛行機で流れゆく雲海を眺めていると、雲の切れ間に見事な富士山が見えて来たので、記念にパチリ。

帰りはあいにくの曇天でしたが、松山が近づき高度が下がってくると、これまた見事な瀬戸内の姿が広がりました。鉛色の空と海、その合間に点在する島々。

筆達者な画家であっても、これだけのグラデーションは到底描き切れないでしょうね。

院長ブログ

お生花の仕入れ

毎週末は、クリニックに飾るお生花を仕入れに、妻と一緒に花き卸売市場へやって来ます。

花き市場は、松山市久万ノ台にある中央卸売り市場の一角にありますが、驚くほど広い敷地に花々が溢れています。

デリケートなお花は、冷蔵室に集められているのですが、花音痴の私は見たことがないような種類ばかり・・。係の人は、すべての花の名前と値段を諳んじているのだから、大したものです。

今回診察室には、かすみ草が飾られました。小さな花々は、それぞれに表情があり、見ていて飽きることがありません。”神は細部に宿る”と言いますが、まさにその通りですね。

明日から始まる新しい週。かすみ草が一緒だと思うと、それだけで優しい気持ちになれます。

院長ブログ

診察室の新しい芽

クリニックでは、開院以来様々なグリーンが来院される方々をお迎えしてくれています。

flower

診察室は、大きな窓がないため一番日当たりが悪いのですが、こまめにケアをしているとパキラに新しい芽が生えてきました。まるで赤ちゃんの手のような、瑞々しい葉っぱ!

私の横でいつも見守ってくれているパキラは、まるで伴侶のような存在。朝と夕方には、いつも葉っぱに手をあてて挨拶しています。「おはよう」、そして「今日もありがとう」。

院長ブログ

雪が舞う

今日は、朝から松山にしては珍しい雪。あっという間に、畑が白く染まり始めました。

いつもは石井北小学校の向こうに見える山々も、今日は雪空に遮られ何も見えません。

外は随分寒いですが、クリニックの中は暖炉のおかげでポカポカです。