2013年1月の「院長ブログ」記事一覧です。

院長ブログ

四組のおひな様が来院されました

本日、サンタ工房さんから、雛祭りをテーマにした新作が届きましたので、ご紹介します。

こちらは、男雛と女雛が仲良くユラユラ揺れる作品です。小さいものですが、何とも愛らしいお雛様で、受付で皆様をお迎えして頂いています。

手書きで書かれた桜の模様と、徳利が素敵なお雛様。ぼんぼりも付いています。

こちらは、勇壮な牛車に乗ったお雛様。素敵な彩色と絵付けは、すべて奥様のお仕事だそうです。

鮮やかな黄と赤の着物がお似合いのお雛様、ペルラのお花と相性抜群。採血室のお部屋も、和みます。

こちらは、お雛様ではないのですが、特別作品ということで登場。4種類の木で作られた象さん4匹が、グルリと円陣を組んでいます。白い象さんから時計回りに、

  • ブビンガ
  • ユーカリ
  • 紫檀
  • パドウク

それぞれの木材から切り出されたそうです。木目もさることながら、手触りも素晴らしいのですが、写真ではお伝えできないのが残念です。

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一足早く山桜がお目見え

毎週月曜日は、ペルラから新しいお花が届きます。今日は一足早く、山桜がやって来ました。一輪挿しと桜が、日本的な美しさを漂わせています。

こちらは、野性的なアレンジが素敵です。本物は、桜ならではの微妙な色合いが素晴らしいのですが、残炎ながら写真ではその美しさを伝えきれません。

大学時代は、病院の中で季節の移ろいから隔離された生活を過ごしていましたが、開院してからはお花と緑が、暦の進みを教えてくれています。

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サプライズ&医療面接講義

サプライズ

本日は午後から、愛媛大学医学部にて講義があるため、午後からは休診とさせて頂きました。午前の診察が終わり、さて食事をとって出かけるか・・と思っていると、スタッフから珍しく「院長、院長」と手招きがかかります。

何だろうとスタッフルームに向かうと、机の上にはなんとバースデーケーキ、しかも似顔絵つき!カラフルなシャツとネクタイもさることながら、まるで”ヨン様”であります。ご丁寧に、ケーキの上には”51”のキャンドルもチョコンと乗せてありました。

聞けば、おいしいケーキで有名なラポール(rapport)のパティシエさんに、特別に依頼して作ってもらったのだとか。何でも、この似顔絵を描くために、途中で冷やしながら30分以上もかかっているそうです。実は、当院スタッフ橘さんの旦那様がラポールde華夢の店長さんでして、先日も初詣帰りに一同でお邪魔したところでした。

ケーキで驚いたのも束の間、真っ白なはずのホワイトボード上に何やら大きな絵が描かれており、よく見るとこれがスタッフ全員の似顔絵。そっくりな上に、吹き出しにそれぞれのメッセージが書き込まれていました。私はなぜか、嬉しそうに船首で旗を振っています。

この船、喫水線近くまで沈んでいるような気がするんですが・・願わくば遭難しませんようにと、思わず金比羅さんに向かってお祈り致しました。ちなみに、この壮大な絵巻は大型新人である宮岡さんの力作です。

こうして志を同じくする良きスタッフに恵まれ、誕生日を祝福して頂けるというのは、一人の院長として何よりの幸せかと思います。みんなでおいしいケーキを頂きつつ、しばらくの間、絵巻物を肴に大いに盛り上がった次第です。

愛媛大学医学部にて医療面接講義

15時からは、頭を切り換えて東温市の愛媛大学医学部で、4回生を対象にした医療面接講義です。授業は、新しくなった記念講堂で行われます。1週間後には、OSCEという厳しい実技試験が待ち受けているのですが、学生さんはまだ実感がないようです。聞いてみると、ほとんどの学生はまだ練習をしていないようで、ふと心配になりました。しかし、毎年こんなものかもしれません。試験当日には、驚くほどのレベルアップを果たし、顔つきも様変わりするからです。

単なる学生から、”学生医師”へ生まれ変わる。その瞬間に、講義と試験を通して立ち会えたことは、今にして思えば貴重な体験でした。古今東西、多くの大人達は「最近の学生は・・」とつぶやいてきましたが、私はそんなことはないと思います。明確な道しるべを示してあげれば、若い人達はこちらの予想を遙かに上回る成長を果たすからです。

「後生畏るべし (こうせいおそるべし)」この言葉の意味を私に知らしめてくれた、愛媛大学医学部の代々の学生さんに、心より感謝致します。

試験突破のために必要な勘所は、今日の講義ですべて授けました。来週の実技試験、頑張ってください!

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モーツァルトがやって来ました

本日、サンタ工房さんが新しい作品を抱えて、寄ってくださりました。今回の作品は、ご覧の通りモーツァルト。これ、”絵”ではありません。立派な木工細工なのですが、誰がどこから見ても一目でモーツァルト!このような作品、私はこれまで見たことがありません。

近くで見るとこうなります。厚さ数cmもある木の板を糸鋸で加工した作品ですが、目元、口元はまさにモーツァルト。圧巻は、首元のスカーフでありまして、レースのひだのひとつひとつが糸鋸でくり抜かれています。さぞかし、大変な作業だったことでしょう。

この”木目のモーツァルト”、しばらくは当院に飾られていますので、モーツァルトファンの方は是非お立ち寄りください。

余談になりますが、先日小さな子供さんと一緒に来院された、お母さんがいらっしゃいました。待ち時間の間、娘さんがサンタ工房さんの組み木で遊んでおられたのですが、その様子があまりに可愛らしかったので、撮影させて頂いた一コマです。

“ただ今、屋久杉うさぎの組み木に挑戦中”。開院前には、こんな情景に出会えるとは、思ってもみませんでした。皆様との出会いに感謝します。

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冬天暖景

高野山真言宗の総本山である金剛峯寺(こんごうぶじ)は、毎月2回、高野山教報という新聞を発行されています。私は何を隠そう、この新聞の愛読者なのですが、新年号の表紙が素晴らしかったので、ご紹介します。

新年号の巻頭言は、総本山金剛峯寺座主(ざす)でいらっしゃる、松長有慶氏の手になるもので、テーマは「冬天暖景」。この言葉、私は不学にして知らなかったのですが、弘法大師が書かれた文の一節に登場するそうです。

早速調べてみると、出典は遍照発揮性霊集(へんじょうほっきしょうりょうしゅう)。この呪文のような名前の本は、弘法大師が著した膨大な詩文や手紙を編纂したもので、全十巻から構成されています。第四巻に納められている、”元興寺の僧中璟(ちゅうけい)が罪を赦されんことを請ふ表”という上表文を読むと、確かに”冬天暖景”が登場します。

この上表文は、弘法大師がある僧侶の罪の許しを朝廷に願い出るために、書き上げたものです。松長座主は本文中の一文

冬天に暖景なくば、梅麦なにをもってか花を生ぜん

を取り上げ、「冬の厳しい寒さの中でも、わずかに暖かい光が差し掛けるからこそ、春になれば美しい花も咲くのです」と訳した後、昨今の「他人を責めることだけに血道を挙げる現代社会」を憂い、冬天の暖景のごとく、冷え切った私達の心に、ゆとりと暖かさを取り戻すことが大切ではないかと結んでおられます。

巻頭言に添えられている写真は、逢坂三郎氏が撮影されたもので、霧氷を抱いた枝の向こうに、透き通るような冬の青空が広がっています。そして、冬天暖景の題字。

厳しい寒さの向こうには、暖かい日射しがあり、この恵みを受け、地中では春の草木が育ちつつあることに思いを馳せる。新しい年を迎えるにふさわしい、巻頭言でした。

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謹賀新年

明けましておめでとうございます。昨年8月に開院し、おかげさまで無事新しい年を迎えることができました。これもひとえに、多くの皆様から支えて頂いたおかげと、スタッフ一同心から感謝しております。

新年にあたり、ペルラから届いた素敵なしめ縄をクリニックの玄関に飾ってみました。私はこのしめ縄を見て、紀貫之が古今和歌集・仮名序の最後で綴った「青柳の糸絶えず、松の葉の散り失せずして・・鳥の跡久しくとどまれらば」という一文を思い出しました。青柳や松の葉のごとく、皆様の健やかさと幸せが、末永く続きますように。

本年も、どうかよろしくお願い申し上げます。